鏡に向かって「わたしってツイてる!」
朝は鏡を見る機会が多いと思います。そこで、鏡のなかの自分に、「わたしってツイてる!」と何度もいってみてください。
自分に肯定的な言葉を伝えていると、潜在意識が変わります。自分のいい面に気づきやすくなっていくのです。
逆に、自己肯定感が下がっているときに鏡を見ると、「肌が荒れている」「わたしってイマイチ」と、自分の嫌なところばかりが目に入ります。
そこで、意識的に笑顔をつくって、「わたしってラッキー」「今日もがんばれそう!」と何度も伝えましょう。
もちろん、朝だけでなく、気づいたら「わたしってツイてる!」といってみる。
これが口癖になっていくと、肯定的な気づきがたくさん得られて、本当に幸せになっていきます。
「不安感情を下げる」と意識して散歩する
不安感情が増したり、焦りや悩みにとらわれたりしてきたかも……と感じたら、その場から立って、少しだけ歩いてみるといいでしょう。
ちょっとした散歩によって、精神を安定させる作用がある神経伝達物質「セロトニン」が分泌され、不安感情が減少し、心身が安定します。スタンフォード大学の研究では、よく歩く人のほうが、平均で60%も思考能力が上がるとあきらかになっているほどです。
そこで、ちょっと気持ちが下がってきたときは、10分ほどでいいので、迷わずその場を離れてぶらぶらしてみることをおすすめします。それだけで、自己肯定感が高まり、自然にやる気が戻ってくるはずです。
ポイントは、「意識して行う」こと。「いまから不安感情を下げにいこう」と考えたほうがいいでしょう。なぜなら、自分で目的を決めて取り組むと、強い動機づけになるからです。
意識的に「区切り」をつけると、脳は自然と働きやすくなる性質があるのです。