何かするために「モチベーション」「やる気」が必要という“嘘”

世の中には、モチベーションの上げ方、やる気の出し方に関する情報が溢れています。しかし、結論から言えば、何か行動したり、目標を成し遂げたりするのに「モチベーション」「やる気」に頼ろうとしている時点で、その人は望む成果を残すことはできないでしょう。

確かに巷に溢れる方法を実行すれば、「モチベーション」や「やる気」は「上がる」かもしれません。しかしながら、「上がった」ものは確実に「下がる」のです。

誰しも経験したことのある「3日坊主」が、その最たる例でしょう。始める時は、やる気があって積極的にスタートしたものの、すぐにやる気がなくなって3日でやめてしまう……。

ここで我々が気づかなければならないのは、

「自分が成し遂げたいこと」「達成したいこと」「やらなければならないこと」を実現するのに、「モチベーション」「やる気」は絶対に必要な要素なのか?

ということです。

絶対に必要なものは……「行動」!

その答えは、「NO」です。

確かに「モチベーション」や「やる気」は、「ないよりはあったほうがいい」とは思います。しかし、「自分が成し遂げたいこと」「達成したいこと」「やらなければならないこと」は、“それ”がなければ絶対に成し遂げられない、というわけではありません。

「絶対」に必要なのは、「モチベーション」「やる気」ではなく、「行動」です。

「そんなことはわかっている。行動できないから、行動するために『モチベーション』『やる気』が必要なんじゃないか!」という声が聞こえてきそうです。

でも、それも「誤った思い込み」です。