勇者が怪物たちに挑む壮大なストーリー

アンドールの伝説
1~4人用 所要時間の目安:60分
アンドールの伝説

「剣と魔法の世界で、勇者たちが協力し、怪物たちから城と王国を奪還する」。男子が盛り上がりそうなストーリーですね。壮大な世界観は、新型コロナのニュースばかりの日常からの、いい気分転換になりそうです。

参加者は勇者となって、邪悪な怪物の進撃からアンドール王国を守るという5章立てのシナリオを、協力してクリアしていきます。ルールの量がかなり多いうえ、誰がどの敵を担当するか、どのルートを選ぶか、など、話し合って決めることがたくさんあります。1つのシナリオをクリアするのは簡単ではなく、おそらく2、3回は失敗するでしょうね。でも、お話の続きが気になって、つい毎日やってしまうと思います。

協力型ゲームでは、いわゆる「鍋奉行」みたいな人が生まれがちです。自分の番ではないのに、鍋奉行がほかの人の動きまで仕切ってしまう。相談するのはよいですが、どうするかはあくまでも本人が決めるべき。相手が子どもでも同じです。自分で考えて遊べないと、つまらないですから。

文系の大人向け推理ゲーム

ワトソン&ホームズ
2~7人用 所要時間の目安:60分
ワトソン&ホームズ

これは、13章もある推理モノで、殺人などの事件に1章ずつ挑戦していきます。事件の登場人物や現場、自宅などの手掛かりカードを、それぞれが1枚ずつこっそり読んでいき、全容を早く解き明かした人が勝ちです。

手掛かりカードに書かれたさまざまな要素を組み立てていき、わかったらそれを紙に文章で書いて、答え合わせをします。理詰めの戦略系ゲームとは違った、文系の大人向けゲームです。手掛かりカードには、かなりの量の文章が書かれているので、文章を読んだり理解したりするスピードに、あまり差がない人同士で遊ぶ方がいいかもしれません。

楽しいゲームなんですが、僕も全然先の章に進めていないです。ゲームが終わったあとで、「あれってどういうことだったの?」「実は○○のカードに、こんなヒントが書かれていたんだよね」などと、種明かしの振り返りをするのも楽しいですよ。