自粛中の健康維持のためにできること

運動量は低下しているのに、食べる量はそれほど変わっていない、という人も多いかもしれない。それどころか、普段オフィスでは間食をしないのに、在宅ワークではおやつをつまみながら仕事をしたり、ゆったりとしたルームウェアで過ごしたりすることでウエスト周りの変化に気づきづらいことも“コロナ太り”の背景にはありそうだ。

また、保存の効くインスタント麺や清涼飲料、冷凍食品を買う機会が増えたことで、加工食品に偏り、栄養バランスの乱れが生じている可能性もある。

自粛中の健康維持のためにできることを近藤先生に聞いた。

●普段の生活リズムを崩さないよう起床時間を決める

●日中の用務を事前に決めて、活動的に過ごす
●電話やスマホのトーク機能を使って、人とのコミュニケーションを減らさないようにする
●外出自粛しながらできる運動を行う

「ありきたりですがとても大切なことです。ありきたりのことを自分一人で行うのは難しいと思います。家族や同僚、友人等と連絡を取り合って、みんなで工夫するといいでしょう」

写真=iStock.com

中島 夕子(なかじま・ゆうこ)
フリーライター&エディター

ヘルス&ビューティ系の記事を中心に、Web、雑誌、単行本などの執筆を手掛ける。