60歳から年金をもらえるがデメリットをよく理解して

図1:70歳までガマンすると42%も年金が増える
老齢基礎年金の受給が始まるのは、65歳になってからだが、希望すれば60歳から65歳になるまでの間に先に受け取り始める「繰り上げ受給」というしくみもある。この場合は、1カ月当たり0.5%年金額が減額され、減額された支給額は一生変わらない。図1のように、64歳からもらい始めた場合は、65歳からもらい始める場合の94%、63歳からもらい始めた場合は88%と減っていき、60歳からもらい始めた場合は、70%の受給率となる。65歳からもらい始める老齢基礎年金の額を満額(最高の40年加入)の年額79万2100円(2008年度価額)とすると、60歳からもらい始めた場合は、70%の年額55万4500円になる(昭和16年4月2日以降に生まれた人の場合)。
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