頭痛の種類は大きく分けると3つ。自分の頭痛タイプを知る
頭痛には風邪をはじめとした他の病気の症状として現れる頭痛と、頭痛そのものが病気である慢性頭痛があり、この慢性頭痛にも大きく3つに分類されている。
1 片頭痛
月に数回、頭の片側の血管が脈を打つようにズキンズキンと痛む。
動くのがつらく、吐き気や嘔吐を伴ったり、光や音で痛みを感じることもある。
2 緊張型頭痛
ほぼ毎日、筋肉が収縮するような、締め付けられるような痛みを感じる。
肩や首が凝り、ふわふわとした目眩を感じるが、運動など体を動かすと痛みが紛れる。
3 群発頭痛
目の奥を殴られたような強い痛みが走る。年数回だが、1カ月続くことも。
アルコールで誘発され、目の充血や涙を伴う。じっとしていることもできない。
4万人を対象にした全国調査によると、22.3%の人が緊張型頭痛を、8.4%の人が片頭痛をもっており、これは日本の人口に換算すると約840万人もの人が片頭痛を抱えているということになる。