墨俣一夜城の本当の姿とは
尾張(愛知県西部)統一を成し遂げた織田信長(小栗旬)は、斎藤氏が治める美濃(岐阜県南部)の攻略を本格化させた。それにあたっては、木曽川沿いの墨俣(岐阜県大垣市)に砦を築く必要があったが、いろんな家臣が失敗を重ねた挙句、ついに藤吉郎(池松壮亮)と小一郎(仲野大賀)の兄弟がまかされることになった。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の第7回「決死の築城作戦」(2月22日放送)。
これまで砦が完成する目前に敵がなだれ込んで失敗しているので、数日で完成させられれば勝機があると踏む藤吉郎。小一郎も、あらかじめ下ごしらえすれば、つまり川の上流で木を伐り出し、ある程度組み立ててから墨俣まで流せば、一気に完成させられるのではないか、と思いつく。
だが、それには尾張と美濃の国境の、入り乱れた川筋を仕切る川並衆の協力が不可欠だった。そこで、川並衆出身で織田家の家臣になっている前野長康(渋谷謙人)に口を利いてもらい、川並衆の蜂須賀正勝(高橋努)を味方に引き入れる作戦に。ひと悶着あった末に、長康と正勝の力を借りて、墨俣に砦を築けることになった。
第8回「墨俣一夜城」(3月1日放送)では、長康と正勝の指揮のもと、まさに斎藤側に攻められる前に砦ができる。まさに「一夜」にして完成した「一夜城」の面目躍如だが、この墨俣一夜城とは、どんな城(砦)だったのだろうか。