第一線で活躍中の女性管理職のみなさんにお話を聞く、人気連載「女性管理職の七転び八起き」第11回。今回取材したのは転職サイト『女の転職type』の編集長・小林佳代子さん。「忙しくて夢中になれる仕事をしたい」と願って入社して以来、全力で働き続けてきた小林さんが産育休をきっかけにして感じることになった“視野の広がり”と“負い目”とは? そして、それらの体験を、今の仕事にどう活しているのでしょうか。

自分らしい働き方を探し続けて…

キャリアデザインセンター「女の転職type」の編集長・小林佳代子さん

「正社員で長く働きたい女性のための転職サイト」がコンセプトの媒体「女の転職type」。編集長の小林佳代子さんにはこんな思いがあるという。

「女性が長く働くこと自体は当たり前になりつつありますが、例えばライフステージの変化に合わせて働き方を変えたり、キャリア設計のために未経験で転職をしたりするのはまだまだ簡単ではありません。女性が自分らしく、働きやすい環境を“選べる”ようになってほしい。その手助けをするサイトでありたいと思っています」

自身もまた、子育てとの両立や時短勤務などの制約があるなかで悩み、自分らしい働き方を探し続ける日々があった。