【編】それでは最後に、皆さんの今後の夢や目標をお聞かせください。

【D】私は投資家としての視野を広げたく、今年は不動産以外に、eワラントや先物にもトライしたいです。

【E】住居用だけではなく、店舗用物件も視野に物件を探そうかと。不動産以外のビジネスにもトライしたいです。将来的には、築いた資産は慈善団体などに寄付したい。

【C】ボランティアなどに関心があるので、そういった方面で何かできたらいいなという目標があります。

【A】私は1棟だけではなく、町をまるごとデベロップしてみたい。それに、お金に関する啓蒙活動も積極的に行っていきたいと思っています。

【編】皆さんそれぞれ、明確な夢や目標をお持ちなんですね。ぜひ、実現していただきたいと思います。

日本ファイナンシャルアカデミー代表 泉正人氏はこう見る

昨今の状況は、3~4年前の、いわゆる“不動産投資ブーム”とは大きく異なります。当時は雨後の筍のように業者や投資家が増え、後先を考えずに物件を購入するといったようなケースが数多く見受けられました。

それに比べて最近の投資家の多くは、真剣に勉強をしたうえで取り組んでいるという印象です。その背景には、年金など社会保障やリストラに対する不安が顕在化してきたこともありますが、インターネットはもちろん書籍でも不動産投資に関する情報が行き渡り、「うまいハナシだけではない」とわかったからでしょう。本気でやりたい人だけが残りますし、勉強できる基盤が整ってきたので、物件を見極める目も肥えてきたように思います。それに、株と違い、形に残りリスクもリターンもほどほどに抑えたい投資家が増えているのかもしれません。

現在の市場は、物件価格が安いわりには金利が低く、知識のある方にはバラ色の環境といえます。また、これだけ低金利だと、家賃利回りとの乖離からいって、よほどの無茶をしない限り当面の危険は少ないでしょう。

しかしながら、今後、金利上昇局面が予測されるなか、目先だけ見て買った人は痛い目を見るかもしれません。本当の勝負どころはまだ先にあり、そういった5~10年先を見越して投資している人が生き残っていけるのだと思います。そういったことからも、今年は今後を占う1年になりそうです。