人の知性は多様で「メリハリ」がある

人間の能力は、出来の悪い人からいい人まで並べることができて、頭のいい人は間違えないけれども、ダメな人はしばしばミスをする。そんなイメージを抱いている人は多いのではないか。

どんな分野のエキスパートにも「弘法にも筆の誤り」は起こりうる。(PIXTA=写真)

しかし、実際には、人の知性はもっと多様で、「メリハリ」がある。突き抜けて賢い人の中には、拍子抜けするほどぼんやりとしている側面があるようだ。

アレクサンドル・グロタンディークは、ドイツ生まれの20世紀の数学者。数学の中でも最も高度で基礎的な分野の研究に生涯取り組んだ。