男性育休5年連続100%、職員7万人、女性9割の大企業の新ステージのダイバーシティ!
全国に約100の支社と約1500の営業部、海外にも4つの事務所を構える、日本生命保険。約7万人の職員のうち90%は女性が占め、女性が職を持つのが一般的でなかった頃から“ニッセイレディ”と呼ばれた営業職員の女性たちが活躍してきた。専業主婦から入社する人も少なくなく、彼女たちのための環境整備にも力を入れた。子どもを預けて働きに出る“ニッセイレディ”は、当時の女性たちの自立の象徴だった。
一方で、2000年に入る頃までは、管理職や意思決定部門は約10%しかいない男性が占め、女性が活躍できる範囲が限られていた。