カード会社と銀行に連絡して即刻使用停止に
再び電車に乗ってフランクフルトのホテルに戻り、残りのカードの使用停止手続きを開始。クレジットカードはVISAのほかJCB、キャッシュカードはみずほ銀行でマスターが付いています。それぞれ海外対応の紛失・盗難受付窓口をスマホで検索して電話しました。
カードを盗まれると番号がわかりません。でも、受付窓口で名前と生年月日、住所などを伝えれば調べてくれます。夫の持っていたJCBは「ビックカメラSuica」で、カード発行会社はビューカード。この場合は、JCBとビューカードのどちらに連絡しても大丈夫ですが、発行会社に連絡したほうがスムーズです。クレジットカードは、その電話で再発行の依頼もできました。みずほ銀行のキャッシュカードについては、預金を引き出される可能性は低そうですが、銀行に使用停止を依頼して、マスターも使用停止にしました。再発行は日本に帰ってから店頭で手続きします。
なかなか電話がつながらないところもありましたが、30分程度で連絡はすべて終了。現地でできるのはここまでです。町に出て、夫はカバンに入れていた別のカードで現金を引き出し、予定どおり美術館に行きました。その後、しこたまビールを飲んだのは言うまでもありません。
帰国してから2週間。今、新しいカードが着々と届きつつあります。クレジットカードの利用履歴をネットで調べると、とりあえず不正使用された様子はなく、ひとまず安心。貯まったポイントやSuicaの残高もそのままです。ただ、クレジットカードを再発行すると番号が変わるので、公共料金などでカード引き落としになっているものは番号変更の手続きをする必要があります。