オリックスを30年余り率いてきた宮内氏が6月に退任。「体が続く限りやる」と言っていたカリスマ経営者が、バトンタッチを決意した本当の理由を、これまでの仕事人生を振り返りながら語ってくれた。(※退任前にインタビュー実施)
オリックス元会長兼CEO 宮内義彦氏

CEO退任後は、「シニア・チェアマン」というポストをいただきまして、これまでと違う形で会社に貢献していきます。馴染みのない肩書にしたのは、わざとです。私自身、これから何をするのかまだ模索中。ですから、肩書も前人未到のポジションにしたほうがおもしろいと思いまして。

これまでは、出社すると会社の課題がズラッと並んでいて、優先度の高いものから1つ、2つ、3つとやっていく必要がありました。5番目くらいまで片づけると夕方になっていて、体はクタクタ。翌日はまた新たな課題が1、2、3と並んでいて、7、8、9番目あたりの課題は結局、手をつけられないままでした。