8月下旬、東京で興味深い会合が開かれた。ハーバード大学に留学中の日本人学生が主体となって、高校生のための「リベラル・アーツ」(教養)講座が開催されたのである。

日本人の意識が「内向き」になり、外国に留学する人が減ってきている中での画期的な試み。ハーバードの現役学生が20名、ボランティアで来日。自ら応募してきた高校生たちと、数日間にわたって活発な議論を続けた。