乳酸菌をとることで相乗効果が期待できる

運動不足などで大腸のぜん動運動が停滞していると、スムーズな排便が困難になります。これに対して、運動すると筋肉の収縮などによって、ぜん動運動が促されます。便秘がちな人は、運動することで便秘を解消することができるのです。

青栁幸利『すべての病気が防げる長生き歩き』(エクスナレッジ)
青栁幸利『すべての病気が防げる長生き歩き』(エクスナレッジ)

筆者らの研究でも、それは明らかになっています。便秘はがんと同じ、7000歩/速歩き(中強度活動)15分以上で予防(改善)することができます。

もう1つ、便秘の改善に効果的なのは、乳酸菌をとることです。筆者らは乳酸菌の研究も行っているのですが、乳酸菌だけでも便秘を改善する効果が高いことがわかっています。また、前述のNK細胞も乳酸菌をとることによって、活性が高まることが明らかになりました。

運動と乳酸菌の便秘改善のメカニズムは異なります。運動は筋肉の収縮によって大腸のぜん動運動を促す働きでしたが、乳酸菌の効果は腸内環境の改善によるものです。つまり、両方を組み合わせると相乗効果が期待できるということです。

(初公開日:2026年8月22日)

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