内臓が送る「安全」「危険」のメッセージ
内受容感覚は、私たちにメッセージを送っています。そのメッセージは「安全」か「危険」か、を伝えています。Cさんが受け取ったメッセージは、「危険」です。このまま作業をすると危険だ、と内臓が警告しています。
警告を受けると、体は硬直して身構え、危険にすばやく反応できるように備えます。
これが、「なんか体が机の方に向かなくて」の正体です。Cさんは、内受容感覚から「英語のテキストをやるのは危険です」といわれたのです。
「危険」を伝える内受容感覚の例を挙げてみます。
・目が乾いたり口が渇く
・息が苦しくなる、呼吸が浅くなる
・胃のあたりに力が入ったり腸のあたりが痛くなる
・腋の下に汗をかく
・手の先や足の先が冷たくなる
この他にも気分がのらないときの内受容感覚はたくさんあります。自分の感覚を観察してみましょう。
予測できない状況を「危険」と判定する
でも、英語のテキストって、そんなに警戒するほど危険なものではないですよね。Cさんの内受容感覚は、何をそんなに恐れていたのでしょうか。
内受容感覚は、予測できない状況を「危険」だと判定します。英語のテキストを進める予測ができないので、この作業を恐れています。
では、英語学習の予測は、どこでやっているのでしょうか。
内受容感覚から信号を受け取るのは、脳です。
脳が「危険」というメッセージを受けて体の動きを止めました。
問題は、この脳にあります。

