ライバルは東急田園都市線や小田急線の沿線

広告掲出にあたっては、流山市に移住したいと考えるメインターゲットであるDEWKS層がどこに多く存在しているかについても分析しました。その結果、「流山市のライバルは東急田園都市線や小田急線の沿線だ」という結論に至りました。

【図表2】メッセージを打ち出した広告
出所=『流山市はなぜ選ばれ続けるのか』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

ただ、当時こうした話をすると笑われることも少なくありませんでした。なぜなら、近隣市間との転入・転出が多かったからです。これはハフモデルによって移動量については周知の事実です。流山市は人の属性に重点を置き、広告のリーチモデルを東京西・南部に狙いを定めました。

マーケティング課設立(2004年)から10年目に、田園都市線および相互乗り入れしている東京メトロ半蔵門線の車内に、「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーを掲げた広告を掲出しました。そのモデルになったのは、実際に横浜市青葉区から流山市へ移住された家族です。