見るべき行動と「子どもに伝えたい言葉」

親はこの時期、何を注視し、どう接すればよいのでしょうか。もっとも大切なのは、子どもの「寝顔」と「食欲」を見ることです。12歳の子どもは、不安を言葉にするためのボキャブラリーがまだ少ないため、ストレスはSOSとして行動や体調に現れます。眠れない、あるいは逆に寝すぎてしまう、食べられなくなる……。こうした変化を敏感に察知してあげてください。

子どもにかける言葉としておすすめなのは、「お疲れさま」という労いです。送り出すときは「がんばって」ではなく「いってらっしゃい」、帰ってきたときに「お疲れさま。何か手伝おうか? 丸付けしようか?」と、“あなたと一緒に戦っているよ”というニュアンスを伝えるようにしましょう。

加えて、「受験が人生のすべて」というスタンスを封じることも大切です。仮に中学受験で第一志望に受かっても、勉強はまだまだ続きます。受験はゴールではなく、あくまで通過点です。