18トンのクロマグロが密かに流通していた

大間で発覚したマグロの脇売りは、漁協ではなく別の場所で船から引き揚げたものとみられる。通常通り漁協でマグロを揚げれば、報告なしというわけにはいかないからだ。

ただ、大間の漁師が船から漁協以外の場所でマグロを揚げても、そのマグロを流通させなければ意味がない。その役を担ったのが、大間町の2人の水産業者であった。この業者は2021年夏に漁業者と共謀し、18トンのクロマグロを報告せずに流通させた疑いで逮捕された。

これを皮切りに、これ以外にも多くのクロマグロが資源管理の規制から逃れ、県外に「大間まぐろ」として流れていたことが判明。日本一のマグロ産地で起こったスキャンダルとして伝えられた。