さらに、資産運用には原資が必要だ。年収500万~600万円で、子どもがいる家庭では、投資に回すお金まで捻出するのは厳しい。資産運用に回せるということは、親からの贈与や相続もそれなりにある人が多いのではないかと見る。

 そんな、いつの間にか富裕層の生活スタイルについて崔さんは「消費性向は低い」と指摘する。

「今の40代後半から50代は、バブル崩壊やリーマン・ショック、デフレと賃金が下がる世界をずっと見てきているからか、様々な研究を見ても暮らしは堅実なことを示唆しています。旅行では高級旅館に泊まったりプチ贅沢はしていても、高級外車を乗り回すわけではありません。ユニクロなどファストファッションを着て、地味な暮らしをしています」