全額自己負担なら「約3000万円」が、医療制度で「約4万円」に
医療によって生命を繋ぎ止めるためには、お金が不可欠になる。特に樺嵯斗さんが罹患した悪性リンパ腫のように高額の医療費を必要とする場合、同一月にかかった医療費の自己負担額について、所得・年齢に応じた上限額を超えた分については、公的医療保険から払い戻される。これを高額療養費制度と呼んでいる。
すでに樺嵯斗さんも生前にSNSで公開しているように、ハプロ移植を行った月の医療費は突出している。ハプロ移植とは、適合度が半分程度の血縁者をドナーとする造血幹細胞移植だ。
「移植の際に使用する注射は非常に高額でした。樺嵯斗はこの注射を複数回打ちましたが、手元の明細によると、その月の保険診療点数でいうと250万点超(※1点=10円)。注射だけで、もしも仮に自己負担だとすれば、2500万円以上だったことになります。この月の医療費は、1カ月で3000万円を超えています。しかし高額療養費制度があるおかげで、毎月の自己負担額は4万4000円になりました」
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