和風建築の迷宮「無限城」に息を呑む

日本のみならず海外でもヒットを飛ばしている理由の一つが、観客を独自の世界観へと引き込む巧みな舞台装置だ。

英ガーディアン紙は、作品の独創的な空間設計に注目。鬼の総大将・鬼舞辻無惨の本拠地である「無限城」を挙げ、まるで「日本風にアレンジされた、エッシャーの無限階段」だと表現している。

城内では廊下や小道が迷宮のように複雑に交錯し、ありふれたふすまや障子でさえ時にトラップに姿を変える。炭治郎ら鬼殺隊を予想もつかない危険な罠へと誘う無限城自体が、まるで生きた敵のように行く手を阻む。