「私の髪がこんなきれいなカールに⁉」

そのときから、くせ毛をうまくスタイリングする方法をインターネットで調べては試すことをはじめました。

中でも、一番大きな出会いとなったのが、「カーリーガールメソッド」でした。

日本よりも、ウエーブやカーリーヘアの人がずっと多い欧米で広がった、“くせ毛を活かす”ためのメソッドで、髪を握り込んでカールを出す「スクランチング」や、ジェルでカールをホールドするなど、数年前の当時は、ほとんど聞いたことがないスタイリング法でした。

日本人のインフルエンサーにも、そのメソッドを発信している人たちが数人いて、それも大いに参考になりました。

実際に試してみたところ、ぼさぼさに広がるだけだった私の髪は、しっとりと水分を含んだツヤが出て、きれいなカールの束にまとまって――それまでに一度も見たことのない仕上がり。とにかくびっくり!

「ちゃんと手をかければ、私の髪ってこんなにきれいなカールになるんだ」と、感動したことを覚えています。

カーリーガールメソッドをベースにしたオリジナルの方法論

はじめのころはコツがうまくつかめず、仕上がりがベタベタになったり、場所によってムラが出たりと、失敗することも度々。試行錯誤の連続でした。

でも、それはワクワクする楽しい作業でもありました。なにしろ、自分の髪を触って、いろいろ試すことが楽しいなんて、生まれてはじめてのことでしたから。

矯正して、染めて、とにかく隠すことばかり考えていたときより、はるかにポジティブに自分の髪に向き合うことができたからだと思います。

その後、カーリーガールメソッドをベースに、自分なりに研究してまとまったスタイリング法を、インスタグラムで発信するように。

くせ毛に悩むほかの人たちの参考になれば、という軽い気持ちからスタートしましたが、

「はじめて髪を下ろして出掛けられました」「縮毛矯正をやめる勇気が持てました」など、たくさんのうれしいコメントが届くように。

そこから、イベントやサロンでのカウンセリングなど、いろいろな人たちから声がかかるようになって、今に至ります。