なぜテレビ局は「クマ」に熱を上げるのか
クマに限らず、動物ネタはテレビにとって鉄板である。フジテレビ系列の「めざましテレビ」の「きょうのわんこ」を見るまでもなく、情報番組では、ニュースに限らず、ほぼ必ず動物が出てくる。
いまの日本のテレビでは、朝から夜半まで、延々と食レポが流れているものの、動物もまた、グルメと並び視聴率を得やすい。すると「クマ報道」もまた、「数字(視聴率)が取れるから」という身も蓋もない、というか、面白味のない理由だけなのだろうか。
「クマ」が、ほかの動物と違うのは、命にかかわるところである。イヌやネコのようなペットには、もちろんできないどころではない。サルやイノシシも、クマと同じく田畑を荒らす「獣害」をもたらすとはいえ、人を殺しはしない。さらには、おなじクマ科であるパンダのように愛くるしいかといえば、意見が分かれるに違いない。絶滅が危ぶまれる保護の対象でもない。
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