「アルゴリズムの押し付け」では得られない魅力

音楽をこよなく愛するファンたちは、具体的にどのような美点をCDに見いだしているのか。

ニューヨーク・タイムズ紙の製品レビュー部門「ワイヤーカッター」で30年以上音響機器をレビューしてきたブレント・バターワース氏は今年7月、「25年ぶりに初めて新品のCDプレーヤーを買った理由」との記事を公開。CDと再会したことで、自分で曲を選ぶ主体性を取り戻せたと語る。

久々にCDプレーヤーを購入した理由について彼は、「レコードショップで(物理的なCDメディアの)新しい音楽を発見する方が、ストリーミングサービスのレコメンド(おすすめ)に従うよりも好きだと気づいたのです」と説明する。