“神から選ばれた特別な存在”という意識

ユダヤ人が神から選ばれた特別な存在だという意識は、「選民思想」とも呼ばれ、ユダヤ教の大きな特徴の一つとされる。

ただこの地位は自動的に与えられるものではなく、厳しい律法や掟を日々守る義務と責任を果たすことで、「神の民」となりうると考えられている。

例えばモーセがシナイ山で神から授けられたという「十戒」は、「神を敬う」「安息日を守る」「両親を敬う」「偶像を崇拝しない」「神を冒瀆しない」「人を殺さない」「姦淫しない」「盗まない」「偽証しない」「他人のものを欲しがらない」と定める。