買った時点では価格未定という投資信託のフシギ

投信は証券会社のほか、銀行や郵便局(ゆうちょ銀行)でも購入できるし、投信を運用している会社から直接買うこともできるが、金融機関によって取り扱う銘柄が異なっている。1日に一度しか値段がつかないし、購入時にはその価格がいくらか正確にわからないというのが特徴だ。

株式の場合は原則、証券取引所が開いている時間(東京証券取引所なら午前9時~午後3時半)なら、いつでも取引ができる。買いたい人と売りたい人の値段をマッチングさせ値段がつくから、取引時間中はリアルタイムに値段が変わり、いくらで買いたいと値段を指定する指値さしねも可能だ。指値がよくわからなければ成行なりゆきといって、いくらでもいいから買いたい、売りたいというと、現在の株価で取引を成立させようとする方法もある。

投信の場合、株式の終値(東京証券取引所なら午後3時半の取引終了時点の価格)によって、その値段(基準価額という)が決まる。しかし、日本株を対象にした投信は、原則午後3時までに注文しないと、その日のうちに投信を買えない。だから、終値が決まらない時点で注文を出すため、だいたいいくらくらいという見通しがついても、正確な価格はわからない。