大統領にFRBの理事解任はできるのか

トランプ大統領は8月25日付でクック理事に宛てた書簡で、解任にいたった理由を以下のように説明している。

「米国民は政策決定と連邦準備制度の監督を委ねられたメンバーの誠実さを全面的に信頼できなければならない」

「あなたの金融に関わる不正直で、場合によっては犯罪的ともいえる行為を考慮すると、国民はもちろん、私自身もあなたの誠実さを信頼することはできない」

その上で、「米憲法第2条と1913年に制定された連邦準備法10条の権限に基づき、あなたの理事職を即刻解く」と告げた。

同法は、大統領に「正当な理由(cause)」がある場合、理事会メンバーを解任できると定めている。