「伊勢神宮を私的に参拝」は説明自体に無理がある
週刊新潮は10月13日号でも、悠仁さんの伊勢神宮参拝を、
「皇嗣職はあくまで『私的ご旅行』だとしていますが、他ならぬ皇嗣職トップの加地隆治大夫が随行していたことから、当日の秋篠宮家のご活動の中で、最も重要なお出ましだったのは明らかです。皇位継承順位2位の悠仁さまが、皇祖神である天照大神を祀る伊勢神宮へ“私的に“参拝なさるなど、説明自体に無理があると言うほかありません」(宮内庁担当記者)
この“異例”なお出ましは、紀子さんの意向が反映されているのではないかというのは、秋篠宮家の事情を知る関係者である。
「日取りなど、皇嗣職が独断で進められる案件ではありません。悠仁さまを大切に育てたいと願われつつ、将来のお世継ぎのアピールに余念がない妃殿下は、お気持ちが前のめりになられるあまり、お振る舞いが裏目に出てしまうケースが少なからず見受けられます」
「紀子さんの悪い噂」は週刊誌の定番だが、ここまでくると彼女に同情したくなる。母親として当然のことをしていても、週刊誌や世間の目は、なにかと粗探しをし、SNSなどもその尻馬に乗ってバッシングに走る。
天皇皇后は、こうした週刊誌情報はまったく気にしないだろうが、美智子上皇后は以前、週刊誌に目を通していると、何度か報じられたことがあった。もし今、こうした記事を目にしたら、どう思うだろうか。
「皇嗣家の新生活にまつわる費用」は40億円以上
本来なら、週刊新潮のいうように、宮内庁や皇嗣職が目配りをして、そうした噂を打ち消していかなければいけないのだが、逆に、火に油を注ぐようなことが目立つ。
9月30日に宮内庁が発表した秋篠宮邸改修工事終了もそうだと、女性自身(10月18・25日号)が報じている。
「9月30日、宮内庁が秋篠宮邸の改修工事が終了したことを発表しました。もともとは今年3月末までに完了する予定でしたから、ちょうど6カ月間の遅延ということになります」(皇室担当記者)
秋篠宮邸改修は2020年3月にスタートした。同じ赤坂御用地内にある赤坂東邸も改修して、渡り廊下で連結するという大規模な工事で、当初、総工費は33億円と報じられていた。だが、
「改修工事中、秋篠宮ご一家は御仮寓所にお住まいでしたが、この建物は9億8千万円かけて新築されたものです。宮邸の改修費とあわせて40億円以上ということになります。
いっぽう天皇ご一家のお住まいの御所の改修費は約8億7千万円でした。そのため“皇嗣家の新生活にまつわる費用とはいえ高すぎるのではないか”という声は宮内庁内でも上がっていたのです」(同)