政府が公共事業を行って生産物の利用者になるなら、それは投資需要の増加と同じ効果を持つはずである。
続きを読む乗数効果は「絵に描いた餅」だった
『容疑者ケインズ』(プレジデント社)
- 著者 小島 寛之
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帝京大学経済学部経営学科准教授、経済学博士、数学エッセイスト1958年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。専攻は数理経済学、意見決定理論。著書に『サイバー経済学』(集英社新書)『確率的発想法』『文系のための数学教室』(講談社現代新書)『エコロジストのための経済学』(東洋経済新報社)『完全独習統計学入門』(ダイヤモンド社)『容疑者ケインズ』(プレジデント社)などがある。<この著者の他の記事> なぜ「23人いれば同じ誕生日の人がいる確率は50%」なのか