大手チェーンの乱立と「家系ラーメン戦争」の勃発
それまでの家系ラーメンは神奈川県を中心に広がっていて、東京都内ではそれほど軒数は多くなく、「家系ラーメン戦争」と呼ぶほどの規模ではなかった。
しかし、「町田商店」などのギフト系や「魂心家」「壱角家」など、チェーン展開する家系ラーメン店が多数出現し、家系ラーメンの店舗数は一気に増殖していった。これが「家系ラーメン戦争」のきっかけとなった。
その家系ラーメンの流れを知らない若い世代からすると、資本系のお店で家系ラーメンを知ったというケースも多く、家系ラーメンの定義が揺らぎ始めたのもこの頃だ。資本系が出てきたことで、旧来の「吉村家」からの流れを重んじるファンたちから「これは家系ラーメンではない」と声が上がり始め、家系の定義とは何なのかがまさに論争化したのである。
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