青魚の缶詰を週に1~2個食べると、大腸がんのリスク減

では、魚の缶詰を食べることで、実際にがんのリスクは低くなるのでしょうか?

2022年に『Nutrients』という雑誌に報告された論文によると、イタリアで行われた2つの大規模な研究をまとめて、2419人の大腸がんの患者と、4723人のがんではない入院患者を対象に、魚の缶詰の摂取量について、週に1個未満、1~2個、2個以上の3つに分類して大腸がんのリスクとの関係を調査しました。