夜景を失敗なく、キレイに撮ることができる

また、厚みにも制約があるため、望遠カメラも簡単には搭載できません。Pixelシリーズは、その制約をAIによる画像処理の力で乗り越えた端末と言えます。同モデルを一躍有名したのは、まるで暗視カメラのように暗い場所でも被写体をクッキリ写せる「ナイトモード」。この機能は現行モデルのPixel 9シリーズでも健在で、夜景を失敗なく、キレイに撮ることができます。

望遠性能も優れています。最上位モデルの「Pixel 9 Pro」には、潜望鏡型の望遠カメラが搭載されており、光学ズームは5倍です。ここにAIの処理やセンサーの処理を掛け合わせた「超解像ズーム」を使うことで、最大30倍までズームした写真を撮影できます。AI処理を活用しているため、画質もまずまず。望遠カメラを持たない「Pixel 9」でも、最大8倍までの超解像ズームを利用できます。

写真はPixel 9aで撮った夜景。ナイトモードで処理しているため、暗いところのノイズが少なく、ディテールも鮮明だ
筆者撮影
写真はPixel 9aで撮った夜景。ナイトモードで処理しているため、暗いところのノイズが少なく、ディテールも鮮明だ

撮ったあとの画像処理に関してもAIの力を発揮

撮ったあとの、画像処理に関してもAIの力が発揮されています。テレビCMなどで連呼され、有名になったのが「消しゴムマジック」です。実際にはGoogleフォトの機能で、今では他の端末はもちろん、iPhoneでも利用はできますが、これを先行搭載したのがPixelでした。現状では、生成AIを使ってより編集精度を高めた「編集マジック」を利用することができます。