感情は「放っておけば収まる」

感情の法則でいちばんシンプルなのは、③放っておけば収まるということです。気にすればするほど、イヤな感情から逃げられなくなります。

放っておくためには、意識を別のものに向けるのがいちばんです。それが、④変えられるものから変えていくということです。

たとえば言葉づかい、態度や物腰です。苦手な相手に対して、自分がいつもどんな態度や言葉づかいをしているか、ちょっと思い出しましょう。

人間関係は感情関係

たとえば、「あの上司にはどうしてもよそよそしくなっているなあ」と、人間関係がどうもうまくいかないと思う相手がいたとしましょう。ならば、最初に笑顔のひとつも浮かべてみてはどうでしょう。

「お疲れ様です」とか「ご面倒をおかけします」といった、柔らかい言葉をひとまず口にしてみてもいいでしょう。

それだけで相手は、「おや?」と思います。「いつもと印象が違うなあ」と感じるかもしれません。これは感情に変化が生まれるということです。

人と人との関係は、つまるところ感情と感情の関係ですから。そこに変化が生まれれば、人と人との関係そのものにも変化が生まれても不思議はありません。

苦手な人間と仲良くしようというのではありません。自分の変えられるところをちょっと変えてみて、それで感情がどう変化してくるのか試してみるだけでいいのです。