生成AIは英語学習を楽しいものに変えてくれる

この現状を踏まえて私がここで何を言いたいのかというと、将来日本の英語教育に大きな変革をもたらすであろう生成AIを、ミドル・シニア世代が英語の学び直しで先取りして有効活用しないのは、「実にもったいない」ということです。

これほどいいタイミングはありません。教養であろうが実用であろうが、そのときの気分で、生成AIの助けを借りて柔軟に学ぶことができます。最高ではないでしょうか。これこそが、英語の学び直しの最大の醍醐味です。

長文読解、訳読、文法の穴埋め・並び替え、専門用語、定型表現、時事問題、日常英会話、俗語、ネットスラングなど、オールマイティーな生成AIがよきパートナーとして、とことん私たちの学びにつきあってくれます。

学ぶジャンルも、どの分野に話題を振っても話が尽きません。政治、経済、文化芸能、スポーツ、音楽、芸術、社会、歴史、それに医学、法律、経営、化学、工学、物理、プログラミング……。多岐にわたるどころか、無限です。今までの苦労は何だったのか。おそらく体験された方の多くが、そうため息をつくはずです。

相手はAIです。同じことを何度聞いても、同じ間違いを何度繰り返しても、「いい加減にしろ」なんて言われません。何一つ文句を言わず、24時間365日、つきあってくれます。むしろ喜んで問いかけに答えてくれます。逆にAIのほうが、間違いを指摘されたり回答に合う知識がなかった場合は、素直に「Sorry!」と謝ったりしてくれます。

英語学習者にとって、対話型生成AIの到来は「革命的な転換点」と言っても過言ではありません。近道ができたのです。「苦手だった英語」の学び直しが、かつてないほど楽しくなるはずです。