記者会見で見えた野田代表の「かすかな抵抗」
野田氏が「食料品消費税ゼロ」に言及した4月25日の記者会見は、なかなか趣深かった。あれほど「見出しどころの価値」を下げにかかった会見を、筆者はあまり見たことがない。
野田氏は「食料品消費税ゼロ」を前面に押し出そうとはしなかった。消費税の逆進性を抑え、中低所得者の生活を支える政策として、昨秋の衆院選で同党が掲げた「給付付き税額控除」(中低所得者が負担する消費税の半額相当を、控除や給付により実質的に還付する)が「われわれの目標であり、決して変えることはない」と繰り返し強調した。
その上で党の物価高対策について、①当面の「超短期的」な対策として「給付付き税額控除の理念に沿った何らかの給付措置」を行う、②準備が整い次第「食料品消費税ゼロ」を導入する。期間は1年、経済情勢により1回のみ延長可、③給付付き税額控除を導入する――という順で行う考えを示した。
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