「御上先生」にも“子供への意見”があった

この意見の正当性は置いておいて、僕はこの意見を聞いたときに、「寂しさ」を感じました。この親御さんは、子供に対してあまり期待をしていないんだろうな、と。「うちの子には無理だ」と、初めから限界を決めてしまっているわけです。その背景には、期待の希薄さがあるように感じました。

確かに実際「ドラゴン桜」のように偏差値30台から東大を目指すことは難しいかもしれません。でも、実際自分は偏差値35から東大に合格している人間です(2浪はしましたが……)。自分以外にも、偏差値30台から東大に合格している人はいます。そんな中で、「自分の子供は東大に合格することができない」という前提で考えている人がこんなに多いものなんだなと驚きました。最初から「無理」と決めてしまうのではなく、もう少しだけ信じてみてもいいのではないか、と。

このことから、僕は「令和の時代において、子供に期待をしない親御さんが多いのではないか」と考えるようになりました。そしてこれと同様のことを、日曜劇場「御上先生」の放送後にも感じました。「御上先生」を見た感想(批判的意見)の中で、僕が一番良く聞いたのが、「このドラマって、子供に背負わせすぎじゃないですか?」ということでした。