老化現象が出はじめる40~50代は“金の成る木”

本来、健診や検査は患者さん自身が体調の悪いときや、病気になったのではないかと感じたときに本人が判断して受ければいいものです。毎年定期的に受ける健康診断は、実際に意味があるのでしょうか―― 。絶対に受けなければならないものなのか、疑っている方々も増えてきていると思います。

住民に受診義務があるわけではありませんが、自治体でも受診率が一定以上にならないと、組合や自治体に対するペナルティ、つまり補助金の減額が課せられるので、組合や自治体は受診を一生懸命呼びかける仕組みになっています。皆さんのご自宅に市町村から届く「がん検診」のお知らせハガキには、こういった背景があるのです。

日本の健康診断の対象者の中心は40~50代の現役世代になっており、特に念入りに行なわれています。さまざまな老化現象が出はじめるこの年代は、医療業界から見ると“かねの成る木”だからです。