車の送迎が危険なことも
また、自家用車による送り迎えのような場面もそうです。子どもに習い事などをさせていると、どうしても都合が悪くて、だれかに送迎をお願いできたら助かる、と思うことがあるかもしれません。わざわざお願いするのは気が引けても、その人が、「自分も用事があるので、ついでに」と申し出てくれたとしたら、お願いしちゃおうかな、という気持ちにもなります。地域によっては、送迎してもらうことが必須の場合もあるでしょうから、だれかに送迎してもらうことは絶対にだめ、と言えるわけではありません。
ただし、車の中で2人きりになる状況には注意をはらっておく必要があるでしょう。たとえ子どもが複数人いたとしても、対象の子どもを最後に送り届けるようにして、自然に見えるように2人だけの状況をつくり出すなど、巧妙だったりします。
このシーンのようなことはそうそうない、と思われるかもしれませんが、実は自宅にまねく、というのも典型例です。何より、加害者にとって自宅はホームグラウンドですから、勝手がよくわかっているし、だれかに中の様子を見られる危険性は極めて低くなります。被害者の側にとっても、自宅にまねかれることは、相手のプライベートに入りこめたような、自分だけ特別扱いしてもらったような気になります。他人の自宅をおとずれることへの心理的ハードルは低くなり、むしろ楽しみにしてしまうことがあるのです。
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