日経平均4万円超えを予想して大顰蹙を買う
2020年春、コロナ禍が猛威をふるい始めた頃、一度、世界の株価は急落し、リーマンショック以来の危機に陥りました。その後、各国がすみやかに大規模な財政出動をしたことや、ワクチンの開発などにより、約1年で市場は回復し、コロナ前よりさらに上昇していきました。
その頃、私は「日経平均株価は、いずれ4万円を超える」と予測していました。これには、「そんなわけがないだろう。いい加減なことを言うな」と、SNSなどでバッシングを受けることもありました。
それからすぐ21年に、日経平均株価は34年ぶりに3万円を回復しました。そして、その後もどんどん上がり続けました。私は、この後も、企業業績を確認しながら、「日経平均は4万円を超えるかも」とニュース番組で発言しています。周囲の反応は半信半疑でしたが、その後、病気休養中の24年3月初頭、日経平均は4万円を超えました。
一見、大胆とか強気やはったりと思われがちなこれらの予測ですが、実は、極めて堅実でいつも通りの指標をもとに、導き出した予測なのです。具体的に、どんな数値や指標を参考にしているかは、本章の後半で詳しく説明していきます。が、現状をきちんと測る物差しと、基本的な指標、数値を押さえて冷静に分析すれば、私がいま述べたような予測は、誰でもできると言いたいのです。
