リーダーシップに王道はない。自分の置かれた状況によって必要とされるリーダーシップのあり方は変わるからだ。

たとえば、ぐいぐい部下を引っ張っていくカリスマ型のリーダーシップと、人間関係を調整し、みんなにその気になってもらう支援型のモデルの2極が存在するとする。どちらをとるべきかは状況による。部下が新人ばかりの場合とベテランが多い場合、あるいは会社の急成長時と業績低迷時ではやり方が変わるのは当然であろう。結局、どんな場合にでも効くリーダーシップのあり方など存在しない。状況にマッチした自分なりのやり方を見つけるよりほかはない。