都合のいい「やる気スイッチ」などない

以前、ある学習塾のCMで「やる気スイッチ」という演出がありました。身体のどこかに「やる気スイッチ」が隠されており、ONにした途端、子どもが叫びながら走り出す――。

やる気スイッチ
写真=iStock.com/Planet Flem
※写真はイメージです

この演出を見ると、あたかも「子どもたちが勉強に着手しないのは、やる気がないから」で、スイッチをONにすれば、自主的に勉強しだすように見えます。

私の考えを結論から述べると、「やる気スイッチ」なんて都合のいいものは存在しません。それどころか、「やる気」がわく瞬間は、偶発的に訪れることを除けばほぼ存在せず、「やる気がわく」ことを期待している限りは、一生着手できない可能性が高いです。