■モデル家計簿
【家族の人数】4人
【世帯主年齢】40歳
【世帯年収】800万円
【非消費支出】12万1534円
【手取り収入】54万5133円
自分たちは節約しているつもりでも、いまだにバブルまみれの家族が多い。その象徴が子供の私立学校への進学で、親同士の行動にも大きな影響を与える。
「国産車じゃみっともないし……」となりがちなのだ。また、会社の部下や後輩に自腹を切って奢ることも多く、「その他の消費支出」が膨らむ。将来、破綻が必至というシミュレーション結果を突きつけて、頭のなかのバブルを弾けさせるのが一番の良薬だ。
「国産車じゃみっともないし……」となりがちなのだ。また、会社の部下や後輩に自腹を切って奢ることも多く、「その他の消費支出」が膨らむ。将来、破綻が必至というシミュレーション結果を突きつけて、頭のなかのバブルを弾けさせるのが一番の良薬だ。
■櫻井家の家計簿
【家族の人数】2人
【世帯主年齢】40歳
【世帯年収】1000万円
【非消費支出】23万3000円
【手取り収入】60万円
夫がリストラされる前の世帯年収が2000万円という裕福なDINKS夫婦を象徴する家計である。まず、子供がいないのに高額な保険掛け金は必要ない。解約して安いネット保険などに変更すべきだろう。いまのマンションを手放して、都心の賃貸に引っ越すのも一つの手である。それだけで妻のグリーン車の交通費5万円が浮く。夫の就職が決まった後も、妻の年収だけでやっていくくらいの家計リストラをすべきだ。