毎年服に使うお金は1万円だけ

持っている服や靴の数こそ少ないですが、どのアイテムを選んでも自分にとって最高のコーディネートになります。そのため、自分の欲望にフタをしている感覚は一切ありません。

なにおれ『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』(大和出版)
なにおれ『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』(大和出版)

それに、1着何万円もするような服ばかりを買うわけでもありません。明らかに自分の身の丈に合わない服でも選ばないかぎりは、必要な服をすべて一新したとしても、家計を大きく圧迫することにはならないはずです。

実際のところ、一時的には数万円のお金を使うことになりましたが、いまでは毎年服に使うお金は1万円だけです。買い替えるものといえば、1枚1500円のTシャツ数枚と、1足5000円のスニーカーだけになります。もちろん、これらはすべてお気に入りのアイテムです。

結果的に、お気に入りの服だけを毎日身に着けているのに、ほとんど服にお金がかからない生活ができるようになっていました。

なにおれ
ブロガー

1991年生まれ。営業の仕事が合わず、社会人4年目には年収ダウンの未経験職種へ転職。会社組織で生きることへの苦しさを自覚し、会社員として働きながら質素倹約生活と副業をはじめる。独身時代は月8万円の生活費で暮らし、20代で1000万円以上を貯蓄。現在は、夫婦2人で、月13万円で暮らしている。2018年より、自身のライフスタイルをまとめたブログ「きっと何者にもなれない俺たち」(通称:なにおれ)をスタート。またたく間に読者が増え、月に10万人に読まれる人気ブログとなった。著書に『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』(大和出版)がある。Instagram