当面の金融危機は脱したといわれますが、いずれにせよ日本企業には厳しい時代が続きます。グローバル化の中では生産性向上やコストダウンが必須になりますから、いまは「人を切る」「取引先に泣いてもらう」といった、いわゆる“汚れ仕事”に手を染めなくてはいけない人も多いでしょう。

古今の賢人が教えるとおり、こうした厳しい局面においてはその人の人間性があらわになります。対処の仕方いかんでは、自分の身を滅ぼすことにもなりかねません。