医療界からの風当たりはきつい

こういう活動を始めて3年になりますが、私は精神科界隈のドクターたちからは、ものすごく嫌われてます(笑)。

精神科もそうですけど、なんなら医学界そのものから嫌われているくらい。めちゃくちゃ嫌われています。

「医学界に対する冒涜だ」「いくらなんでもふざけ過ぎ」「品がなさ過ぎる」「何をやってもいいわけではないし、本当に何やってんだ」というご意見をたくさんいただいています。

たしかに、医学や医療というのは品があるものだし、尊いものだと思います。そういう独特の格式の高さというものは、医療の先駆者たちが築き上げてくださった賜物だと思います。

それなのに、私は格式をものすごく下げてしまっている。そこに対して、お怒りの声はたくさん寄せられていますし、声を発しないにしてもそれに同意している同業者が大半だと思います。

浮いても嫌われてもかまわない

けれども、私の目的は、まさにその格式を下げることにあるのです。

お医者さんのとっつきにくい感じを払拭したいという思いがあるので、逆に、お叱りの声が届くと、ありがたいと感じる面もあります。「少なからず影響を与えられているんだな」と。

だから私自身は、こういう活動を始めて医学界で浮いたり、嫌われたりしても、あまり気にしていません。そのおかげで、メディアの目に留まり、こうしてみなさんと記事を介してお話する機会もいただけたのですから、本当に始めて良かったと思っています。

だから、どうかみなさんも、チャレンジしたいことがなるなら、周りの目を気にして抑え込むのではなく、自分の気持ちを大切にしてあげてください。