ニューヨークに留学していた娘が、就職が決まり日本に帰ってきた。帰国早々、社会人への脱皮を宣言するように、古い机や本棚などを処分し、部屋に新しい家具を入れた。近くに大手家具店があるのに、娘は妻を口説いて千葉県南船橋にあるイケアまで遠征、帰宅後2人は、目を輝かせてイケアの探検談を聞かせてくれた。

なぜわざわざイケアまで行ったのか、最初私にはわからなかった。が、その直後に読み始めた本書になんとその解答が書かれているのを発見した。

本を開くと、世の男たちに向けたテストが設けられているのだが、10問中、正解が5問以上でないと「お父さん」の称号を与えられてしまう。そして本書では、その「お父さん」とは、今日の消費文明を理解していない人種と捉えている。