お客さまからの手紙で気づかされた「保険の意義」
今も大切にしている一通の手紙があった。入社15年ほど経った頃、あるお客さまから会社宛てに届いたもの。もしや苦情ではと緊張しながら開封したところ、丁寧なお礼の言葉がつづられていたという。
「まだ営業2年目くらいのときにご縁があった方でした。私に勧められた生命保険を使うことなく、お子さんが無事に成人されたそうで、『保険が守ってくれました。今までありがとうございました』と書かれていたんです。思わずうるっとしてしまい、保険の意義とはこういうことなのかと気づかされました」
入社以来、営業職としてさまざまな現場を経験してきた金子さんにとって、その手紙は自分の原点にもなっている。
もともとこの業界に興味をもったのは、銀行勤めの経験がある母から「金融の知識は人生に役立つ」と言われたことがきっかけだった。生命保険は目に見えない無形商品なので、努力次第でいろいろ挑戦できる面白さもあるような気がした。さらに就職活動中にセミナーで聞いた話が引き金になった。
「弊社が求める人物像として、人と接するのが好きで知識欲があり、長く働きたい人という3つを挙げられ、すごく心に残りました。まさに私のことだと感じたんです。女性の先輩たちが生き生きと働いている姿にも惹かれ、挑戦してみようと思いました」