為替の損益分岐点を理解することが重要
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高分配・外債ファンド騰落率(6カ月)ランキング
高分配・外債ファンド騰落率(6カ月)ランキング
リーマン・ショック以降、資金が大量に流出した投資信託マーケットだが、今春の世界的な株価の上昇もあって復調の兆しを見せている。そうしたムードを牽引している商品が、分配金の高い海外債券ファンド(毎月分配型)だ。
分配金とは、投資家から預かった資金を運用し、収益の一部を還元する仕組みのこと。分配型のファンドでは、基準価額(一口当たりの純資産)の上昇分と分配金が投資家の利益となる。
特に人気があるのは分配金利回りの高いエマージング諸国(ブラジル・トルコ・メキシコなど)に投資するファンドで、なかでも「野村米国ハイ・イールド債券投信(通貨選択型・ブラジルレアルコース)」は今年前半の大ヒット商品となった。ファンドの設定から1年未満であるため、まだ分配金利回りは計算できないが、想定利回りは実に25%程度。高利回りの米国の事業債(ハイ・イールド債)に米ドルで投資し、高金利の続くブラジルレアルで為替ヘッジを行う。この際に生じる金利差(為替ヘッジプレミアム)が上乗せされ、高い分配金を還元できる仕組みだ。
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(構成=大塚常好)

