グローバルに働く上で重要な歯のリテラシー
「歯が白く整っていて美しいのは、人として当たり前」
それが、欧米をはじめとする外国のビジネスパーソンの大半が持っている共通意識です。そうした意識を持っている人たちとビジネスを共にするには、当然、あなたも同じ意識を持っている必要があります。
それができなければ、あなたの能力や性格がどれほど優れていようと、「不潔だ」「教養がない」「自己管理がなっていない」と、“見た目”だけで判断されることになるのです。
そのようなレッテルを貼られた状態で、あなたは彼らと対等にいい仕事ができると思いますか?
今、日本の書店には、ビジネスパーソンに向けたビジネスの指南書が山ほど積まれています。
多くのビジネスパーソンが、高い志を持って自分のスキルを高めようと必死に勉強しています。超一流と呼ばれる大企業が取り入れたメソッドを学び、少しでも自分のビジネスに活かそう、世界基準に追いつこうと必死です。
そんな勤勉な日本人が、歯のリテラシーの部分においてだけ、世界基準に遠く及ばないというのは、非常に残念なことだと思いませんか?
大切なのは知識や教養、ビジネススキルだけではありません。歯のリテラシーも、世界基準を目指していただきたいものです。
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歯学博士、経営学博士、東京医科歯科大学非常勤、インディアナ大学客員講師など国内外7大学の役職を勤める。世界初のジョセフ・マーフィー・トラスト公認グランドマスター。ベストセラー『「学び」を「お金」に変える技術』(かんき出版)、『本物の気づかい』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、著書多数。